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「水産新聞」平成13年2月19日の紙面で大きく取り上げられる。




北海道新聞(夕刊) 2000年1月6日刊「週末特集おふたい」に掲載された物です。

文・川嶋康男(ノンフィクション作家)
イラスト・ながせ義孝

北海道新聞(夕刊) 2000年1月6日刊
週末特集おふたいむ に掲載された物です
琵琶湖、霞ヶ浦に続く日本で三番目の広さをもつ、汽水湖サロマ湖。流氷の季節には湖面が結氷するが、この時期、カキがうまいカキといえぱ釧路管内厚岸町も主産地だが、厚岸の三年貝に対し、サロマは一年貝が主力と、生産のすみ分けをしている。

サロマ湖は北から湧別、佐呂間、常呂と網走管内の三町にまたがり、三漁協に所属するカキ業者は計二百七十人。漁期は十月中旬から三月末までで、水揚げ量は1998年で922トンという。

その、サロマ湖産カキを札幌市中央卸売市場に出荷している丸サチ松永水産の松永幸男社長(47)は、「安全・安心・新鮮」を社是にして徹底した衛生管理に努める。画期的なのが、海水を無菌にする装置を使っての洗浄だ。「コスト高ですが、オゾン殺菌や莱外線殺菌浄化活水機などで自主検査した製品だけを出荷します」と松永さんは胸を張る。

三歳のころから漁を手伝っていたという佐呂間っ子の松永さん。愛船・恵秀丸(五トン)で自ら漁をしながら、六年前から仲買人として加工業も営んでいる。現在、漁は長男の秀幸さん(23)に任せていて、その漁船に同乗した。五分ほど湖面を走り、浮き玉を引き寄せてロープを揚げると、10センチほどに育ったカキ殻がびっしり付着していた。水揚げしたカキは加工揚に運び、泥を落として洗浄する。

この作業には余禄(よろく)もあった。加工場のストーブの上で焼きガキを試した。これが浜のだいご味とぱかり、熱々の身をほおぱる。甘い味と適度な塩加減が口中に広がった。「カキは取れたてか、酢ガキか、でしょう。みそ汁の具や土手焼きでもいけますがね」と幸男さん。一年貝と若いため、味も濃いという。サイズからいうと生食に適し、蒸しても、いその香りが和らいで食べやすい。トマトケチャップをつけてもうまい。


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